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「幸せ」を学んだ若者がつくる社会の姿とは

「幸せ」を学んだ若者がつくる社会の姿とは
武蔵野大学ウェルビーイング学部開設に臨む、前野教授に聞く

上記の記事が「未来コトハジメ」に出ています。ご覧ください。

「ウェルビーイング」の考え方が、日本の産業界で支持されつつある。日本におけるウェルビーイング研究の第一人者として知られる前野隆司氏が、武蔵野大学ウェルビーイング学部(2024年4月開設予定)の学部長に就任する予定だ。ウェルビーイングの名を冠し、ウェルビーイングを専門的に教育する学部組織は世界初という。前野氏は「社会の各所でウェルビーイング社会の創造を実践できる人材を輩出していく」と意気込む。ウェルビーイング学部の狙いと、ウェルビーイングを知る若者が切り開くであろう産業界と社会のビジョンはどんなものか。前野氏に聞いた。

「ウェルビーイング学部」は、2024年4月に開設予定の、武蔵野大学の新学部である※。近年産業界などでも注目を集めている「ウェルビーイング」を、学際的なアプローチに基づき学生に教育する。学部長に就任(予定)するのは、「幸福学」研究で日本の第一人者である前野隆司氏(慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授)。ウェルビーイングの名を冠し、ウェルビーイングを専門的に教育する学部組織は世界初だという。

※ 2023年5月現在、設置構想中。設置計画は予定であり変更する可能性がある。

 近年ウェルビーイングは、あるべき組織・地域・社会の姿を象徴するキーワードとして取り上げられることが増えている。日本政府も「経済財政運営と改革の基本方針2022(骨太方針2022)」において「各政策分野におけるKPI(重要業績評価指標)へのWell-being指標の導入を進める」と明記し、話題を呼んだ。

武蔵野大学は1924年に創設された。ちょうど100年周年に当たる2024年にウェルビーイング学部がスタートすることになる。同大学は仏教精神に基づいた人格形成を教育理念に据えている。同大学の学長である西本照真氏(仏教学者・哲学者)は4月12日に行われた記者会見においてウェルビーイングと仏教哲学の関係、そしてウェルビーイング学部の位置づけや社会における役割を次のように説明した。

「仏教精神とはすなわち、生きとし生けるものすべての幸せを願うこと。世界に幸せを実装するための一手段と位置づけられるウェルビーイングは、まさに仏教精神そのもの。武蔵野大学から日本そして世界に、ウェルビーイングのムーブメントを起こしていきたい」(西本氏)

ウェルビーイングを大学の学部で教える意義は。武蔵野大学ウェルビーイング学部ではどんな学生を社会に輩出しようとしているのか。それにより期待できる産業界および日本社会の変化は。前野氏に聞いた。

(以下、WEB記事本文をご覧ください。)

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プロフィール

Takashi Maeno

Author:Takashi Maeno
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(慶應SDM)ヒューマンシステムデザイン研究室教授
慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長兼務
前野隆司

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