バイオリニストの清水有紀さん(HPは
こちら)にお誘い頂き、清水さん主宰のHeavenly Sounds Concert@サントリーホールに行って来ました。 すばらしかった。何がすばらしいって、基本的にはプロの方のコンサートなのですが、それに留まらず、木越洋先生(チェリスト)などの多くの超一流の方から、アマチュアのすばらしい方、高校生(インターナショナルスクールの方)まで、年齢も経歴も様々な方が、心のこもった音楽を楽しみながら皆で作り上げておられる、そしてその暖かい思いがたくさんの観客にも伝わってくるという、この新しいひとのつながりのあり方。とても新鮮で、とても幸せな、まさにHeavenly Soundsでした。
正直言って、人生で最も感動したコンサートだったかも。
今日の昼に行なった
オープンKiDS新春編で、こちらは主催者側だった僕が強調した点は「顧客から、人間へ」。顧客などという”客観的”な表現で人間を捉えているうちは本当の人間中心デザインにはなっていないのであって、自分がともに今の時間を分かち合いたい人や、心からなんとかしてあげたい人(たとえば貧困や危険にさらされた人)を、”主観的”に(つまり論理だけでなく感性も動員して、具体的な人間のつながりとして)捉えることから本当の意味での社会デザインは始まるということ。しかも、玄人か素人か、技術か芸術か、というような二項対立的な議論を超越して多様性を包容(抱擁)するようなありかたを目指すべきであるということ。そんな、僕の思いと、Heavenly Sounds Concertの思いは、同じだなあ、と共感したことも含め、やはり、天国のような、最高のひとときでした。清水さん、ありがとうございました!
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