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主観・客観からプロジェクトへ

サブジェクトからプロジェクトへ

正月の思索。主観/客観という二項対立図式を超えることがポスト・システム思考だ、と以前「思考脳力のつくり方」(角川oneテーマ21、2010年)に書いたが、これは、「subject/objectからprojectへ」ということなんだ、と思うに至った(図参照)。ごろもいいし。

と思ったら、同じようなことを考えている人がいた。「サブジェクトからプロジェクトへ」(ヴィレム・フルッサー、東大出版会、1996年)



そもそも-jectの語源は何なのだろう? と思って調べてみた。
http://www.alc.co.jp/eng/vocab/etm-cl/etm_cl090.html
によると、ラテン語ではiacere。投げる、添えるという意味だそうだ。以下、転載。

subject(支配を受ける、主題、題目)
「sub-(下に)+iacere(投げる)」というイメージです。sub-は「下に、従属的に、支配を受けて」というイメージがあります。subject(主観)は、「表面には現れない心の中」というイメージです。これに対して、object(客観的)は、「眼前に見えるもの」というイメージです。

object(物、物体、反対する)
objection(反論、異議)
objective(客観的な)
ob-(前面に)+iacere(投げる)というイメージです。英語の object(物体)は前面に投げ出された物体。目の前に置かれた、議論の目的となる対象。objection(反論)は、現在の議論に対して、新たに投げ出された議論(たいていは反対意見)です。objective(客観的な)は、目の前にあるものそのものです。(目の前にあるものなので主観が入っていません)

project(計画する、実行する、成し遂げる)
projection(投射、突出部、計画)
「pro-(前方に)+iacere(投げる)」というイメージです。計画とは先を考えることです。先に向かって投げるという発想が面白いですね。

abject, deject, eject, inject, interjet, reject, trajectなどの単語もありますね。
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