2017年3月20日、慶應義塾大学三田キャンパス南校舎にて、慶應SDM主催のshiawase2.0シンポジウムを開催しました。
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こちら Peatexの申込者は1500人。実際に来て下さった方は1000人以上。みんなのいい話を聞き、ワークショップも盛り上がり、みんなで『幸せの四つ葉のクローバーの歌』を輪唱し、日本ハグ協会の高木さと子さんの指導(!?)のもと、みんなとハグし、何度も感動して涙を流した一日でした。考えてみれば、こんなに、押し寄せる波のように何度も、しかも、いろいろな人からもらった多様な感動を繰り返した一日は、55年の人生の中ではじめてでした。幸せです。2日経った今も、なんだかいままでにない多幸感に包まれています。
3/20は、国連が定めた世界幸福デー。shiawase2.0とは、自分の幸せ(shiawase1.0)のみならず、世界の幸せ、次世代の地球や人類の幸せについて考えよう、という意味。参加者は1000人を超える大盛況でした。みなさま、ありがとうございました。
スピリチュアル系に詳しい方がおっしゃるには、3/20は宇宙の元旦だったとか!? 宇宙の元旦って、なんなんだろう。いずれにせよ、何かが変わる日、区切りの日なんだそうです。
天文学的には、春分の日は、昼と夜の長さが12時間ずつ同じの日。やはり、区切りの日ですね。
国連が定めた世界幸福デーが3/20。世界平和デーが9/20。半年はなれているのも、何か意味があるのでしょうか。やはり、区切りの日なのでしょうか。
MTDO Inc.の田子學さんデザインのハッピーハッピ。ボランティアスタッフのユニホームです
(後ろ側の下の方の白い4本の線は「幸」という文字になっています!)
実行委員は、秋山美紀、池田美樹、石橋智晴、石渡美奈、井上英之、梅田Steve眞司、エコ竹内陽子、大橋徹、岡本直子、荻野淳也、楠聖伸、SAI&TOMY、宍戸幹央、島田龍男、富岡麻美、中村一浩、南部亜紀子、原田直和、平本あきお、前野隆司、前野マドカ、松田利也、山田博(敬称略。五十音順)。みんな、ボランティアです。一年間、何度も打ち合わせをしてきた同士です。みんな、ありがとうございました。
当日、ボランティアして下さった方も多数。ありがとうございました。心から感謝しています。
参加者全員にお配りした、ホッピービバレッジ提供のshiawase2.0オリジナル ハッピーホッピー
開会式のスタートは、All of One Gospel Singersによる歌。まず、フラッシュモブでHappy Dayを聴いたとき、すでに涙があふれました。「翼を下さい」など名曲を4曲。All of One Gospel Singersの皆様、ありがとうございました。
僕が開会挨拶した後は、チームフローの平本あきおさんによるアイスブレーク。和みました。ありがとうございました。
ホールで行われた対話マラソンでは、僕とカズさん(中村一浩さん)を対話人に、以下の方をゲストに招いて、朝10時45分から午後5時半まで、連続で対話を行いました。ゲストは、安倍昭恵氏、小林正弥氏、越川房子氏、稲葉俊郎氏、茂木健一郎氏、島田由香氏、石渡美奈氏、 荻野淳也氏、清水ハン栄治氏、山田博氏、平本あきお氏、加藤せい子氏、富田能成氏、Bob Stilger氏、三田愛氏、井上英之氏、井上広法氏、小笠原舞氏、本多喜久雄氏、高木さと子氏(登壇順)。みなさん、ありがとうございました。
また、8カ所の教室では、慶應SDM、健康フラ・介護フラ協会、富士ゼロックス、Hug for all、森へ、クウジット、ケアボット、カラダ大学、CCC、KIBOUプロジェクト、CTIジャパン、ルームセラピー、zenschool、cotree、Satoriproject、チームフロー、ありがとう、最幸自分創造オフィス、流通科学大学、ウェルビーイング心理教育アカデミー、マインドフルリーダーシップインスティチュート、清水ハン栄治、asobi基地、マザークエスト、日本ハグ協会、育自の魔法、ハロードリーム実行委員会(順不同)によるワークショップや講演が行われました。僕はずっとホールで対話していたのでひとつも見られませんでしたが、どこも大盛況だったとのこと。うれしいです。ありがとうございました。
すべて無料、準備も運営もすべてボランティアによって行いましたが、皆さまのご協力のもと、何も問題が起こらず、平和で幸せなままに終えることができました。ありがとうございました。
フェースブックで、たくさんの参加者のご意見・感想をみました。みなさん、喜んででおられて、うれしいです。ありがとうございました。
本のように長くなってしまいそうなので、ここですべてについては触れませんが、感謝を込めて、対話マラソンのダイジェスト版(一部の方との対話の様子)をここに記しておきたいと思います。
まず。対話マラソンの最初のゲスト。安倍昭恵さん。すばらしい存在感のある方です。いまちょうどマスコミに叩かれているところではあるのですが、どんな人ともコミュニケーションしたい、批判している人ともコミュニケーションしたい、そうすることで平和が実現できる、とおっしゃるスケール感。普通だったらめげますよね。どんな人にもいいところがある。批判する人も、光の部分が広がっていってほしい、という寛容。平和は自分の中にある。かつてはどん底を経験したが、今は幸せ。いや、これから未来がどんなふうになっていくか楽しみ。大きくて、飾らず、さすが首相夫人、国家レベルのスケール感で世界を見ている方でした。感動しました。
安倍昭恵さんをお迎えして
早稲田大学の越川房子先生の笑顔にも感動しました。葛藤もあるけど、自分の中に出てきたネガティブなことも受け入れながら生きることがマインドフルネス。満面の笑顔でおっしゃいます。すてきでした。安倍昭恵さんも、越川房子先生も、かわいらしい方だと思いました。僭越ながら。そして、越川先生がおっしゃる、一番大事なことは、「思いやり」と「好奇心」とのこと。なるほど。思いやりは幸せの第2因子、好奇心はその他の3つの因子と関係しそうです。思いやりと好奇心のバランスは大事ですね。それから、「自己形成と無我」という科目の話。科目名もすごいですが、内容もおもしろかった。どの学生も、授業の最後には、自分とは関係性の中からたち現れる存在だと気付くのだとか。なんというすごい授業。さすが早稲田。
茂木健一郎さんとの対談は録画でしたが、見ていて録画した日を思い出しました。茂木さんは、日常生活の98%がフローであることを目指しているんだそうです。ぶっとんでますね。と思ったら、「前野さんもできてますよ」と。確かに、幸せで心が整っていることは、フローに入る条件かも。フローと、マインドフルネスと、自己催眠は似ている、という話をしました。幸せな状態とは、過去から引きずる悩みや、未来からもってきた心配にとらわれずに、心が今ここにあること。それはすなわち、フローでありマインドフルネスなのだと思います。
東大病院の稲葉俊郎先生の、人間はみんなモンタージュ、という話も面白かったですね。つまり、あなたの顔も、僕の顔も、お父さんとお母さんの顔の断片を組み合わせて作ったモンタージュです。そして、お父さんとお母さんは、それぞれの両親のモンタージュ。そう考えると、みんなの顔は、過去の人たちの歴史の軌跡なのです。もっというと、人類になる前の祖先、カエルやサカナやアメーバだった頃の祖先の特徴も、どこかにかすかに残っているはずです。そう思って会場の何百人の顔を見回すと、何ともいえない楽しい気分になりました。何億年もの歴史が刻み込まれ、ここに現れ出ている愉快。自分とは、歴史の道の途中。この壮大なモンタージュ絵巻物を、未来に伝えていくための、通過点。自分とは関係性の中から立ち現れる存在。
対話マラソンというのは考えてみれば無茶な企画でした。すごい話を聞き続けていると、いつの間にか疲れがたまっていたのだと思います。そんなとき登場したのが、実行委員のコアでもある、山田博さんと平本あきおさん。CTIのトップの一人と、チームフローのトップ。コーチングトップ対談です。この二人の共鳴しあいもすごかった。中でも感動したのは、人は誰でもすばらしいものを持っていて、コーチングでは、必ずそれを引き出せるという話。二人とも、何万人のコーチをしてきたけれども、誰でも、どんな人でも、各人の内側からやりたいことが必ずザーッとあふれ出てくるのだとおっしゃる。この二人の、人間を信じる愛の大きさに感動しながら、二人の会話を聴いていました。
左から、中村一浩さん、山田博さん、平本あきおさん、そして私
本多喜久雄さんもぶっとんでましたね。最近インドで修行してきてアウェイクンになったそうです。awaken。目覚めた、悟った、という意味。喜久雄さんによると、awakenとは、「理由のない喜び」「理由のない愛」「理由のない自由」を感じられる状態だとか。そういって、理由もなく「あっはっはっは」と大笑いする喜久雄さん。すごかった。幸せの達人です。
そして最後は高木さと子さん。彼女の話は聴くたびに涙してしまいます。ご主人をガンでなくされた話。そこから力強く立ち上がり立ち直っていく家族の話。さと子さんがハグ協会を始めてから出会った多くの方々の感動ストーリー。この感動をみなさんにもお伝えしたくて、高木さと子さんには対談の最後に来ていただきました。そして、そのあとの閉会式でも、壇上に上がっていただき、会場のみんなでハグをしました。言葉ではうまく説明できませんが、高木さと子さんのいうハグは、単なるスキンシップではありません。愛する相手と、言葉でも態度でも対話して、その結果として、無条件の愛情で両手を広げ、相手が胸に飛び込んで来るのを待つ。心からの愛情の表現なのです。
最後にたくさんの方とハグし、打ち上げでたくさん飲み、その後日常生活に戻って2日が経ちました。
閉会式
対話マラソンにお呼びした方は、上に書いた方も、書かなかった方も(紙面の都合で挙げなかった方も、みんな、すばらしかったです。ありがとうございます)、みんな、僕にとって、とっても大切な、愛にあふれた方々です。力強い幸せを、日本中、世界中に広めている方々です。対話マラソンって、幸せの形を体現しておられる、僕が共感する方々のすばらしさを、来て下さった方々に伝えたくてやっていたんだなあ、と今になって意味がわかりました。彼ら彼女らは、幸せな方々ですが、「自分が幸せになりたい」と思っている方々ではありませんね。総じて、「世界中の人を幸せにしたい」と思っている方々です。そう思っていると、その方々には、強い幸せが溢れ出てくるのです。そんなすばらしい幸せパワーのシャワーを浴びた3/20。もともと自分もそんな人の一人だという自負はありましたが、みんなの幸せパワーをもらって、さらにパワーアップした気がします。なんだか、生まれ変わったようです。僕も、これまで以上にパワフルに、幸せな世界を作っていくぞ。心からそう思います。そして、僕には仲間がいる。1000人の仲間が。ステージが変わったんだなあ、と思います。やっぱり、3/20は区切りの日だったんですね。僕にとって、世界の見え方が変わった日。みなさんにとっては、どんな日だったでしょうか。世界は変わりましたか? 1000人の仲間と手を取り合って、世界中の平和と幸せをみんなで築こうではありませんか!
『幸せの四つ葉のクローバーの歌』(『静かな湖畔』の替え歌 )
みんな やってみよう ありのままに なんだって なんとかなる ありがとう!
ハッピー、ハッピー、ハッピーハッピーハッピー♡
石橋智晴さんによる、対話マラソンのファシリテーショングラフィクス
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