2017年になりました。
幸せな人は、人の目を気にしない人。だから、フェースブックのいいね!数に一喜一憂している場合ではないのですが、ちょっと気になって自分の投稿を調査してみました。
というのは、振り返ること半年前、2016年6月13日、以下の投稿をしたら、なんと1125個もいいね!をいただいたんです。
20年間、待ちに待った日が来ました。息子の二十歳の誕生日! 息子と飲んでます。
この記事が僕の2016年上期の最高いいね!数となりました。びっくりしました。突然の1000いいね。はじめての1000いいね。しかし、なんだ、そんなものかと甘く見たのも事実です(いや、べつに、いいね!数上昇を目指して投稿しているわけではないですけどね。。。)。
しかし、それ以降は1000に到達していません。そこで、2016年下期の、いいね!の多い自分の投稿を分析してみました。最高は、627いいね。うーん。上期よりも伸び悩み。どうすればいいね!は増えるのだろう? 研究者魂をくすぐります。そこで、2016年下期の私の投稿へのいいね!数のベスト10を分析してみます。
第10位。2016年11月24日、423いいね!幸せ研究のためにフィジーに行った時の投稿です。非日常のニュースが刺激的だったのでしょうか。フィジーの方の幸せな生き方が感動的てした。
『世界でいちばん幸せな国フィジーの世界でいちばん非常識な幸福論
』の著者、永崎裕麻(Yuma Nagasaki)さんに会うためにFijiに行って来ました!
裕麻さんのおっしゃる通り、幸せな国、Fijiの方々は、「うひゃひゃひゃひゃっ」と屈託なく子どものような純真さで笑い、多少時間が遅れたり、何かが思い通りにならなかったりしても、細かいことは気にせず、家族や友人を大切にし、「自分のものはみんなのもの、みんなのものは自分のもの」というシェアド・エコノミーを実践している、幸せな人たちでした。詳しくは裕麻さんの本をお読みください!
多くの人は観光でフィジーの島々に行くのでしょうが、僕たちは、離島には行かず、Free Bird Institute(語学学校と学校を経営している人たち)と過ごしたり、フィジー人のご家庭にホームステイして一緒にカバを飲んだりと、濃密な日々を過ごしました。
割と細かいことは気にしてきちんと生きる日本人の幸せと、逆に細かいことは気にしないフィジーの幸せ。どっちもありですね。世界中のみんなが自分にあった幸せを見つけることができたらすばらしいと思いました。日本と違った幸せの形に自信を持った国、フィジー。お勧めです!
ホームスティ先のお父さんの言葉が心に残っています。僕は、フィジーの人たちは人が良すぎるのではないかと思って以下の質問をしました。「フィジー人はいい人が多いと言っても、悪い人だっているでしょう、そういう人がいたら、どうするんですか?」この質問に対し、ひとこと。「We help him.」。こんなふうに、みんなが助け合って生きていける世界を創りたいですね。多くの方々との出会いに感謝!
ちなみに、そんなフィジーの人々をさらにハッピーにさせていた栗原 志功 (Shiko Happy Kurihara)さんはすごかった。。。



第9位。2016年11月4日。429いいね!もともと”日本の人事部”に掲載されていたインタビュー内容がYahooニュースに。メジャーな媒体に載った時は、確かにいいね!が増えますね。想いをコメントに書いたのも良かったんでしょうね。
Yahooニュースに掲載!
ありがとうございます!
まず、会社の従業員が幸せになるべきだ! 従業員が幸せになれば業績も伸びる! 業績が伸びれば社会もみんな幸せになれる! あたりまえのことじゃないですか。やっと、あたりまえのことがあたりまえにできる時代がやってきました。みんなで幸せな世界を創りましょう!前野隆司さん: “幸福学”を知れば誰でも幸せになれる! 従業員が幸せになれば会社が伸びる! 人・組織・経営を変える“幸せの四つの因子”(前編)第8位。2016年9月3日。438いいね!研究室の合宿の時の投稿。みんなで面白い写真のアイデア出しをして、僕のグループが到達した結論がこちら。千手観音写真。奇抜な写真を投稿するといいね!が増えるという例ですね。
ヒューマンラボの合宿で善光寺に来ています!
第7位。2016年10月15日。468いいね!今年出す予定の本の一節。感謝について。長いですが、共感していただけたようです。
感謝、してますか?
しあわせについての本を執筆中なのですが、「感謝」のところを書いていたら、盛り上がってうまく書けた(?)ので、シェアします! いかがでしょうか?
感謝は、幸せのための万能薬です。
私も、いつの日からか、朝、通勤の時に、あらゆるものに感謝するのが習慣になっています。密かな楽しみです。
月曜の朝は仕事に行きたくない、という方がおられますが、ぜひこれをやってみてください。ゆっくり歩きながら、目に映るすべてのものに順に感謝していくのです。
家から駅までの道。この道があるから、私たちは職場まで行けます。ありがとう、道。道があるおかげで私たちは生きていけます。そして、道ばたの植物たち。ありがとう。木々や、植栽、雑草たち。あなたたち緑のおかげで、私たちの心はいやされます。なんて、美しく、生き生きとしているんだ。それに、あなたたち植物が光合成で酸素を作り出してくれるから、私たち動物は呼吸して生きていけます。ありがとう。あなたなしでは、私は生きていけません。それから、道行く大人たち、ありがとう。あなたたちがみんな、歯を食いしばり、汗水たらして働いてくれるから、社会は動いていきます。ありがたい。すばらしい。ありがとう。なんて、うれしいことでしょう。通学する、こどもたち。ああ、ありがとう。あなたたちの純粋な目を見ていると、大人たちも、働く意欲がわいてくるというものです。未来をになう子供たち、ありがとう。笑顔がなんてすてきなんだ。がんばってください。心から応援しています。横断歩道で黄色い旗を持って、子供たちの横断を見守るボランティアのおじいさんやおばさんたち。ありがとう。なんて、献身的なんだ。すばらしい。ありがとう。感動の涙がこぼれないように、見上げれば、青空。あああ。ありがとう。無限の空。この宇宙が存在するから、私の心も存在できます。二度と帰らない今。ありがとう。ここに私が存在していること自体、奇跡です。生まれてきた奇跡に感謝。ありがとう。何もかも、ありがとう。
電車に乗ると、満員です。ぎゅうぎゅうになって、隣のおじさんの汗と熱気がこっちにも伝わってきます。荒い鼻息が私の首筋に感じられます。おじさんのにおいがします。外国人はこれを見てクレイジーと言いますが、そんなことはありません。こんなにぎゅうぎゅうになりながら、耐え、職場に行き、一日を全うするおじさんたち、ありがとう。みんな、ありがとう。涙が出てきます。みんな、こんなにたいへんなのに、泣き言一つ言わず、自分の降りる駅が来るまで、じっと無表情で耐え、礼儀正しく、規則正しく、順番におりていく、この統率。なんて、日本のビジネスマンは、人間ができているんだ。きちんとしているんだ。ありがとう。ああ、職場でも、みんな、きちんとそれぞれの役割をこなしていることでしょう。すばらしい。皆のおかげで、この日本は成り立っているのです。うつくしい。感動して、じーんとします。涙があふれてきます。ありがとう、みんな。みんな、ありがとう。感謝しか、ありません。
もっと、もっと、あります。実際に、家から職場まで、いろいろなものや人を観察していると、感謝すべき対象は、いくらでもあります。次から次へと私の目の前に現れるものと人。大きな宇宙と、小さなディテール。そのそれぞれに感謝していると、心は愛で満たされます。幸せでいっぱいになります。ありがとう、みんな。みんな、ありがとう。第6位。2016年11月14日。469いいね!書籍『SDMとは何か』の投稿。
ついに出ました。SDMとは何か。
書店に並ぶのは11/22ごろからだそうです!
第5位。2016年7月12日。481いいね!僕の研究についてまとめて下さったサイトの紹介。
このページ、私の研究内容がわかりやすくまとめられています。ありがたいことです。
科学的に解明!幸せな子供を育てる4つのカギ★慶応義塾大学大学院『幸福学』研究より
第4位。2016年7月7日。515いいね!
これはこの世のものとは思えないくらい美しかった。昨年見た景色の中で、マイナンバーワンです。
ハワイ島のキラウエアに来ています。美しい虹が、チェーンオブクレーターロードの上にかかっています。新しい世界への入り口のようです! 虹って、内側と外側の色が違って見えるとは、知りませんでした!
第3位。2016年12月27日。560いいね!
こちらも書籍の紹介。本書では多くの方のことを引用していて、この投稿ではそれらの方々をタグ付けしたのも拡散に影響していたと思います。
保井 俊之 (Toshiyuki Yasui)先生との対談本、『無意識と「対話」する方法 - あなたの難問を解決に導く「ダイアローグ」のすごい力 -
』が、2017年1月24日に発売される運びとなりました。前作『無意識の整え方』に続き、ワニ・プラスさんより出版されます!
対話(ダイアローグ)、幸福学(ウェルビーイング・スタディー)、ポジティブ心理学、マインドフルネス、U理論、NVC(ノンバイオレントコミュニケーション)、コンフリクト・マネジメント、ソフト・システムズ方法論、フューチャーセンター、フューチャーセッションズ、ワールドカフェ、AI(アプリシエイティブ・インクワイアリ)、ホール・システム・テクノロジー、システム思考、デザイン思考、システム×デザイン思考、ブレイン・ストーミング、人間中心設計、アジャイル開発、パターン・ランゲージ、弁証法、即非の論理、コーチング、カウンセリング、ミラツク、マイプロジェクト、一人一品運動、芝の家、コクリ!プロジェクト、森のリトリート、小布施インキュベーションキャンプなどなどについて語っています!中身が濃いです!お勧めです!
第2位。2016年9月10日。610いいね!ああ。昨年最大の歓喜。カープ優勝。黒田が先発。黒田のユニフォーム。そして黒田は引退。ありがとう、黒田。
カープ優勝ーーー。25年ぶり! 29歳の時以来です。待ってたよーーー。うれしいーーー!
亡き父に見せたかった。戦後に貧乏市民球団カープ存続のために樽募金をした祖父にも見せたかった。いや、二人も天国で見てたかなー。
そして第1位。2016年7月25日。627いいね!ちょっと意外な気もしますが、ポケモンGOへの賛否両論の投稿が1位でした。ポケモンGOへの批判、ポケモンGOのメリット、そして幸せなゲームの提案。どれが受けたのでしょう? 多様性でしょうか?
ゲームなんかより、人生の方がよっぽど面白いから、人生の方でチャレンジすればいいのに、と僕はつい思っちゃいますが、昨日、息子に、「僕は健康のために大学から家まで7キロ歩いた」と言ったら、息子は期末試験前というのにポケモンGOのために3日で25キロ歩いたという。うっ。負けた!? ポケモンGOって、健康にいいんですね。個人的には、もっと、遊べば遊ぶほど幸せになっていくゲームを作りたい。どなたか一緒に作りませんか?ポケモンGOは日本を救う。wwwまとめると。
第1位 ポケモンGO。2016年7月25日。627いいね!
第2位 カープ優勝。2016年9月10日。610いいね!
第3位 書籍出版。2016年12月27日。560いいね!
第4位 ハワイ島の虹。2016年7月7日。515いいね!
第5位 幸福学WEB掲載。2016年7月12日。481いいね!
第6位 書籍出版。2016年11月14日。469いいね!
第7位 感謝の記事。2016年10月15日。468いいね!
第8位 千手観音写真。2016年9月3日。438いいね!
第9位 Yahooニュース掲載。2016年11月4日。429いいね!
第10位 フィジー訪問。2016年11月24日、423いいね!
1、3、5、6、9位は、記事掲載や書籍出版情報。
2、4、7、8、10位は、非日常体験や奇抜な写真。
ちょうど半々ですね。
幸福学関連は、3、5、7、9。
慶應SDM関連は、3、6、8。
プライベートは、2、4。
いろいろですね。
しかし、いずれも、昨年上期の「息子と飲んでます」(1125いいね!)には遠く及びませんでした。う〜ん。
結局、
(1) ほのぼの家族ネタ
(2) 感動的ないしは考えさせられる内容
(3) WEBや書籍への掲載
(4) 奇抜・斬新・異色な写真
あたりが いいね!を獲得するということでしょうか。
研究、つづく。
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