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「自己受容」は「幸せ」と比例する

あなたは自分が好きですか?

この図を見て下さい。日本人1500人のアンケート調査結果の散布図です。縦軸の人生満足尺度SWLSは幸福度の尺度、横軸は自己受容しているか否かを表しています。自分を好きな人ほど、幸せであることが見て取れます。
SWLSと自己受容の関係
見ると、自己受容が高い人は人生満足尺度も高く、自己受容が低い人は人生満足尺度も低い傾向が、くっきりと現れています。

幸せの4つの因子を導き出した蓮沼理佳さんの修士論文(2012年3月慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科)「幸福・性格・欲求の調査アンケートに基づく幸福感の関係解析」を改めて読み返していて気付いた、これまであまり述べていなかった重要な点なので、抜粋してみました。

人生満足尺度SWLS (Satisfaction with life scale)は、Dienerによる長期的な幸福度の評価尺度です。

「自己受容」は、以下のアンケートの結果です。

「自分の人生を振り返ったとき、今までの物事の成行きを喜んでいる」
「自分の大部分が好きだ」
「自分が人生で達成したことに多くの面で失望している」(逆転項目)

蓮沼の研究の範囲では、幸せの心的要因の中で、「自己受容」が最もDienerの「人生満足尺度」との相関が高いという結果が得られています。

自分の良いところも悪いところも含めて、自分を好きであることが、幸せのために極めて重要ということでしょう。グラフを見ると、自己受容ができていなくて幸せな人はいませんし、自己受容ができていて不幸せな人もいません。明らかな傾向が見て取れます。

なお、以下の作田らの論文によると、「自己受容」は深い「自己肯定感」と関連深いと述べられています。

深い自己肯定感(実存的自己肯定感)
自分の醜いところや、人を恨んだり、妬んだりする気持ちも含め、ただそのまま、あるがままに認めることができる自己受容に伴って生じる肯定的感覚。

作田澄泰、中山芳一、コミュニケーション行為による自己肯定感向上に関する研究—キャリア教育の視点から見た道徳授業実践を通じてー、岡山大学教師教育開発センター紀要、第2号、2012、pp. 14-23

自分を好きになりましょう。いいところも、悪いところも。
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