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首都のティンプーにて(7/7)

日曜日は、JICAの高野さんを尋ねて、首都ティンプーへ。

まず、地元の小学校で今日たまたま開催されているというHappy Children’s Dayを、高野さん一家と一緒に見に行きました。

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上は、さいころの数字に従って動物が進むというダービー。下は、なんだか忘れましたが、やはり、お祭りにありそうな出し物。輪投げやシューティングゲームみたいなものもありました。要するに日本のお祭りの出し物のような感じです。みんな楽しそう。

僕は、どのブータン人が日本人に似ているか、ということを気にしながら見ていました。ブリアート族を共通の祖先とするだけあって、日本人とよく似た方が多いですが、必ずしもみんな日本人そっくりというわけではなく、インド・ネパール系の方もおられるようです。実際、南ブータンにはインド・ネパール系の方も多く、前にも述べたように、ブータンの人種構成は、チベット系が8割、ネパール系が2割だそうです。

次に、市場へ。1階は関税のないインド等からの輸入食材。2階はブータンの食材。1階の輸入食材の方が種類も多くきれいで安いのに、2階のブータン食材売り場の方が混んでいます。理由の一つは、ブータン産の方が有機栽培等が多いから。もう一つの理由は、なるべく自国のものを食べて自国の産業を育成しようという食住一致の機運が高いから、でしょうか。あ、食住一致ではなく、地産地消ですね。下の写真は、家族で野菜を売っている方。

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次に、ブータンの政治と宗教の中心の地、タシチョ・ゾン(政府兼寺院)へ。今日は大きな絵を公開しているというので行ってみたら、刺繍で作られた巨大な仏教絵画が3枚公開されていて、民族衣装に正装したブータンの方が長い行列を作って見学しておられました。巨大な絵は、見るだけでこれまでの罪が救われる刺繍なのだそうです。ありがたいことです。前にも書いた、まわすだけで救われるマニ車同様、見るだけで救われるというのは、念仏を唱えるだけで救われるという浄土真宗と似ていますね。

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3枚の絵を見終わって広場に出ると、無数のブータンの方が集まっておられました。ブータンの首相もおられました。皆でお経を聞いたり、お面をかぶった方の魔除けのような儀式があったり、下の写真のようなカラフルなお米が配られたり。来週の第4代国王の60歳の誕生日を前に、喜びの熱気に包まれたタシチョ・ゾンでした。

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町に出ると、町の中心部の時計塔(clock tower)広場で伝統的なダンスが披露されていてたくさんの聴衆が鑑賞していたり、いろいろな家屋や店が電飾されていたりして、第4代国王の還暦(2015年11月11日)を祝う機運がいっぱいであることを感じました。

ちょっと意外かもしれないブータンの写真を二つ。

次の写真のように、ブータンの家屋や店の壁にはいろいろな絵が描かれています。ちょっとびっくりするのは、下の写真の下側の窓の左側に描かれた絵のように、現代的価値観から見るとどうかと思うような絵が至る所に描かれていること。ガイドのウルジさんに聞くと、魔除けだそうです。昔、男性の象徴から火を噴いて悪者を退治したという英雄の伝説にあやかっているとか。

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次は、今風の若者。驚くほどのことではないでしょうが、今時の若者は、他国の若者と似ています。伝統的な衣装を着るのは、公式な場。普通のブータン人の日常の服装や髪型は、意外とふつうです。この国のあり方に不満を持つ若者も少なくないとも聞きます。今回の訪問ではそのような声は聞けませんでしたが。世界中に同じ情報が行き届くグローバルネットワーク社会。ブータンは、これからどこに行くのでしょうか。

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