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『幸せの日本論 日本人という謎を解く』(角川新書)お勧めフレーズ集(3)

幸せの日本論 日本人という謎を解く (角川新書)』お勧めフレーズ集

『幸せの日本論』(2015年4月10日発売)の文章の一部を順次ご紹介しています。全7回シリーズの3回目です。
文化心理学用語(相互独立的自己観、相互協調的自己観)を用いて述べています。競争社会から協創社会へ。

近代以降の工業化社会では、合理的に判断し、競争に打ち勝ち、敵を打ち負かし、利益を独占して、株主の利益に貢献する企業が良い企業とされてきました。人々も、良い大学に行き、考えを明晰に述べる力を身につけ、収入の多い仕事につき、金銭的に成功することが良い人生だと考えられてきた面がありました。相互独立的自己観です。しかし、近代の後、現代では、地球はもういっぱいになり、新大陸というフロンティアがないばかりか、地球環境問題が深刻化しています。日本の人口は減り始めましたが、世界人口もこれから数十年から百数十年後には減り始めると予測されています。
右肩あがりの成長を目指すことが善ではなくなった現代。紀元前五百年以来、西洋が先導して世界中が追従した、合理主義的・進歩主義的・成長第一主義的・強欲資本主義的な、右肩あがり主義が、途方にくれざるを得ない現在。
こんな時代に思い出すべきは、紀元前五百年以前にあった、合理主義を超越していたころの世界観(相互協調的自己観)ではないでしょうか。自分と違う者を認め合う寛容な社会です。そして、そのころの考え方をベースに、世界中の新しいものを受け入れ続けている国がある。それが日本なのではないか。
まさに、日本こそが、世界を救うことのできる国になれるかも知れないのです。

(第6章「日本人の十の特徴はよい特徴である」より)

図4

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