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『幸せの日本論 日本人という謎を解く』(角川新書)お勧めフレーズ集(2)

幸せの日本論 日本人という謎を解く (角川新書)』お勧めフレーズ集

『幸せの日本論』(2015年4月10日発売)の文章の一部を順次ご紹介していこうと思います。全7回シリーズの2回目です。

日本人の10の特徴:

①日本人には裏表がある
②日本人は考えをはっきり言わない
③日本人は必要以上に謝る
④日本人は人の目を気にする
⑤日本人は決断が遅い
⑥日本人は意味もなくニコニコ笑う
⑦日本人は独立心、自尊心、自己統制感が低い
⑧日本人は外国人に対して差別をする
⑨日本人には海外コンプレックスがある
⑩日本人は日本人論が好きである

の①について述べた部分です。文化心理学用語(相互独立的自己観、相互協調的自己観)を用いて述べています。

「日本人には表裏があるかどうか」という問い自体、確立され統一された自己を是とする相互独立的自己観を前提とした問いです。現代の日本がすべきことの一つは、明治維新以降受け入れてきた近代西洋的価値観を妄信するのではなく、従来の日本的価値観との関係の中で再評価することだと思います。これは、ひらがなを作った時や、神仏習合したときと同じです。相反するものの良いところを取り入れて、融合する。
明治維新(1868年)からこれまでの一世紀半は、私が勤務する大学の創始者もその先導者の一人でしたが、西洋の優れた点に学ぶ時代だったと言えるかもしれません。さすがに百五十年近くが立ち、潮目が変わってきました。福沢諭吉先生にたてつく気はありませんが、これからは、西洋流だけでは解けない問題を、東洋流も駆使して解決する時代になるべきだと思います。単に東洋流に回帰するのではありません。日本が、新たな、「西洋と東洋のチャンポン」を創り出すべき時代なのだと思うのです。

(第6章「日本人の十の特徴はよい特徴である」より)

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