5月から7月の間の何日か,禅宗の僧侶の方々の前で講演するという企画を行った。それまでは,悟りの境地とはどういうものなのか,理屈ではわかったつもりでいるけれども,実感としては何かまだ腑に落ちない,という状態だった。ところが,嬉しい事に,7月のある日,「わかった」と感じた。腑に落ちた,というか,まさにものの本に悟りの境地と書かれているその説明どおりの感じ。なるほど,禅寺はそうなるための雰囲気に満ちているのだ,と思った。
それ以来,禅問答の内容が全てわかるようになったし,「至福」の境地と「悟り」の境地は同じものだと考えれば説明できると確信するようになった。
もしかしたら座禅を組まずに禅宗のいう悟りをわかる方法を編み出したという事なのではないかと思い,仏教,哲学,心理学,精神医学,幸福学の本を読んだり議論したりして確認中。この幸福な感じを,学問として体系化し,多くの人に伝えられれば,と思っている。乞うご期待。
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