外界はゴールデンウィーク。慶應SDMはdプロ(システム思考×デザイン思考によるイノベーションの方法と実践を教える修士課程必修科目「デザインプロジェクト」)。
4日から6日まで、デザインプロジェクトの集中講義中。
先週に引き続き、教室ではないフラットな部屋で授業。マイクとプロジェクタスクリーンがないからと、買ってきたメガホンと家から持ってきたシーツのスクリーンで授業をするという手作り感がいい。

そして、今年もやりました。エレベーター・ピッチならぬ、慶應SDMオリジナル、エスカレーター・ピッチ。協生館前の、日吉駅に続く下りエスカレーターは、片道59秒。そこで、ペアになって、下りはある人があるコンセプトを説明、上りは交代して反対の人が説明(もちろん、一般の方にも気配りしながら実施しました...)。
エレベーター・ピッチとは、もともと、エレベーターで会社の重役に遭遇したときにエレベーターが動いているうちに要点を的確に伝えられるくらいに、急な場面でもいいたいことを常に簡潔に伝えられるべき、という考え方。シリコンバレー発の方法。
短かろうと、長かろうと、他人に自分の考えを伝える練習という意味では優れている。
自分の成果を伝えるにはどうしても15分は要る、という人がいるが、それは間違っていると思う。短いときは短いなりに伝えられるべき。短時間で伝える技を鍛えるためには、エレベーター・ピッチやエスカレーター・ピッチは優れている。
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