慶應SDMの看板科目の一つ「デザインプロジェクト」
一昨年までは、この講義は基本的に英語でした。昨年は日本語で試行(一部英語も)。今年は、ラーニングフェーズ(方法論や手法を学ぶフェーズ)は日本語クラス(土曜クラス)と英語クラス(水曜クラス)に別れ、学生はどちらに出てもいいし、両方出てもいいという方式に。第2フェーズ(アクティブラーニングフェーズ)、第3フェーズ(デザインフェーズ)では海外からの学生と国内学生の混成チームで問題解決を図ります。もちろん、チームに1人でも日本語を話さない学生がいたら言語は英語。今年の英語クラスには今のところ慶應SDMの外国人学生、バイリンガル学生に加え、ETH(スイス連邦工科大学チューリヒ校)とミラノ工大からの短期留学生も加わり多様な面々。今後、MIT、TUDelftなどからの学生も合流予定。
ちなみに慶應SDMでは、春入学は基本的に日本語コース、秋入学は基本的に英語コースとなっています。”基本的に”と書いたのは、そうでない学生でも入学可能だから。コア科目(必修科目の一部)を学ぶ順番が適切なように並んでいるため、春入学の場合は日本語のコア科目が学びやすい順番に春から秋へと並んでいるのに対し、秋入学の場合は英語のコア科目が学びやすい順番に秋から春へと並んでいるということです。もちろん、授業も研究も、すべて英語だけで修士課程を修了できます。今度の秋入学は留学生やバイリンガル日本人が増加予定。グローバル化の時代にあって、こちらも楽しみです。
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