文化人類学者、生態人類学者である煎本孝先生の『心の人類学』(ちくま新書、2019)を読んだ。環太平洋地域での調査に基づく心についての本。共感。「トナカイは、人が飢えているときに自分からやってくる」と、カナダ・インディアンは考えていたという。「風も人間同様、夕方になると食事をとる」とアイヌは考えていたという。これを煎本先生は、初原的同一性と呼ぶ。宗教もなかった原始の人類は、人間と動物や自然を同一視してい...
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- 2019-03-25
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「笑い文字」に触発されて、「幸せ文字」を作ってみました。「笑い文字」は、笑い文字普及協会(廣江まさみ先生)による所定の講習を受けて認定されたら教えたり使ったりしてもいいというきちんとした形になっています。廣江先生が開発した笑い文字を同じように書けるようになることが目標です。このやり方は、物事を普及させ、類似のものを排除するための、きちんと管理された王道ですね。一方、ティール組織やホラクラシー組織の...